今回お邪魔したのは、会津たびではなく新協地水本社のある郡山市のお隣、須賀川市。須賀川といえば、ウルトラマンのふるさとM78星雲と姉妹都市の提携を結んでおり、街中にはウルトラマンにちなんだスポットが数多くあります。その中でもウルトラマンやゴモラなどのモニュメントが並ぶ須賀川のメインストリート、松明通りに「須賀川kitchenあぐり」さんはあります。美味しいお酒と旬のお料理がいただけるという情報を得てから、訪問を熱望しておりました。
冬野菜といえば、大根や白菜そしてネギ。旬の野菜は全て美味しいのですが、黄金シーズンのネギを食べたことがありますか?
香味野菜としてのパンチだけではなく、甘さと瑞々しさは格別です。今回の農家ライブは、須賀川市内で農業を営んでいる「設楽さんちのネギ」をフルコースにしていただき、ネギの根っこから葉っぱまで丸ごといただきました。
設楽さんのネギのマニアックかつ目から鱗のトークライブが始まります。ネギの原産地のこと、ネギの茎ってどこ?のビックリなお話、そしてネギの種から収穫までの様子。設楽さんちでは、ネギを丁寧に丁寧に育てられているんだなと温かい気持ちになったところで、お料理のコースがスタートです。ひとつめは、設楽さんちのネギが真ん中に入った珍しいネギのバケット。須賀川市内のパン店、ブランジェリーマルジューさんで販売されているものです。一緒に並んでいるのは、ネギを混ぜ込んだクリーミーなスープ。バケットにつけていただいても美味しい。
焼きネギ。ゴマ油を使用したつけたれでいただきます。(バケットの右下にあるものです)シンプルながら、わたしはこちらが一番の感動でした。甘くてジューシー。上の糸のようなものは、根っこを揚げたものだそうです。
ネギと味噌のグラタン。ネギってどんな調味料とも相性がいいですね。和と洋のコラボも最高です。