1日目(9月6日)
1日目は、移動日で福島空港から大阪の伊丹空港へ。伊丹空港から香川県高松市まではレンタカーで移動しました。私は明日の予定は聴講のみでしたので、運転手としてハンドルを握り、高松市まで車を走らせました。途中、鳴門海峡の渦潮を見学し、渦は見られませんでしたが、海とは思えない潮の流れを見つつ、四国へ向かいました。
2日目(9月7日)
2日目は、技術フォーラムを聴講しました。発表論文は2日間で166編、セクション毎に別々の会場で同時に発表をしている為、20編程を聴講しました。
聴講したものの中には、日々の業務を円滑に進める為に用いた工夫の発表で、今後の業務で参考にしたいものや現場作業時に役立つ情報を得ることが出来、大変価値のある聴講となりました。また、3次元地盤モデルに関する発表が多数あり、地盤をわかりやすく直観的に見ることができる地盤の3次元化は今後必要な技術だと感じました。しかしながら、地盤の3次元化は確かな技術力と充実したハードが有って、初めて高品質な成果をあげられると感じ、なかなか難しいなと思いました。
また、今回の発表の優秀技術発表者賞24編中2編に諸先輩方が受賞されましたので、私も来年以降は、発表者として参加できるように、自己研鑚に努めたいです。
3日目(9月8日)
3日目は、往路と同じくレンタカーで大阪の伊丹空港へ、そこから飛行機にて福島空港に向かうルートで家路につきました。しかしながら、せっかく香川県まで来たということで、家路の途中で、空海が改修したことでも知られる日本最大のため池である満濃池を見学してきました。普段の業務で目にするため池とは、すべてのスケールが違い、大変驚きました。その他にも、水の古城とも言われるマルチプルアーチダムの豊稔池や淡路島の北淡震災記念公園に保存されている断層を見学し、見聞を広めることができました。