中規模、小規模での土木工事で「鋼管建込工事」をお考えの皆様へ
エアハンマーボーリング工法をお薦めします。
(施工中の様子)500φ
●産業廃棄物が出にくい
●泥水(土質安定液)不要
●作業スペースが小さい
●段取り簡単、準備も早い
●画期的な急速掘削工法で工期短縮を実現
●硬岩から玉石混じり土砂まで地質を選びません。
形式 | 特徴 | 使用材料 | 施工性 | 経済性 | 総合評価 | |
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スーパーウォールと鋼管杭を組み合わせた工法 | 背面土圧に対してフーチング上にある土の重量と自重お及び杭基礎によって抵抗し、転倒、滑動、地盤支持力に対して安定を図る工法である。 擁壁は5種類のブロックの組み合わせにより高さを調節し、底版部は場所打コンクリートにより構築する。底版と縦壁及び縦壁の各ブロック間は擁壁部のポスト鉄筋及び胴込コンクリートにより合成一体化されるプレキャストプレハブ工法である。特に底版と再下段のブロックの胴込部は同時にコンクリート打説されるため、コンクリートの連行があり堅固な一体化がはかれる構造である。 | ・コンクリート2次製品 ・現場打コンクリート ・型枠 ・鉄筋 ・鋼管 | 鋼管杭により支持層へ支持力を伝えるため掘削土量も少なくする事ができ後期が短縮できる。また縦壁をプレハブ化することにより軽量化をはかり、小型重機にて施工ができ、道路の狭い山岳部で施工性が良い。盛土材は概ね現地発生材を使用できる。 底版部は現場打ちコンクリートのため多少時間がかかるが底版幅を自由設計によって決められるので経済的である。 直壁部は施工が早く手直し工事や部材の調整工事もなく施工性が良い。 | ◎ | ◎ | |
多数アンカー式補強土壁工法 テールアルメ工法 | 盛土部前面にコンクリート二次製品による直壁を設け前壁に作用する土圧に対し盛土内に設置したアンカー及びアンカープレートの引き抜き抵抗によって支え、安定を図る工法である。 | ・コンクリートスキン(メタルスキン) ・ストリット ・ボルト、ナット ・透水防砂材 ・現場打コンクリート ・型枠 ・鉄筋 他 | 掘削の土量が多くなる。 埋め戻し時、粘性土シルトの細粒分における含水比を、25%以下にすることや250mmを越える大粒径は使用できないなど、土質及び粒度管理が必要である。 アンカー部に重機が載るため壁面部材が動き手直し工事が多い。 | ○ | △ | |
現場打逆T型工法 | 土圧に対して躯体の自重と底版上の裏込土を含めた重量で抵抗させ生じる外力に耐えうるように各部材を設計する従来工法。 | ・現場打コンクリート ・型枠 ・鉄筋 | 掘削土量、埋め戻し土量がかなり多くなる。また縦壁の施工に足場架設が必要で高所作業が伴う。 コンクリートの養生を必要とし工期も長くなる。 | × | × |