2019年10月30日・31日に福島県郡山市のビッグパレットふくしまで開催された「第8回ふくしま再生可能エネルギー産業フェア」(REIFふくしま2019)に、今年度は新協地水(株)として屋内展示1ブース、屋外ブースはジオシステム株式会社様との共同出展で合計2ブースに展示しました。
屋内展示では、現在開発を進めている地中熱利用技術(先端切り離し機構を用いた非排水非排土熱交換器埋設工法)についてのパネル展示とビデオ映像展示を中心に、地中熱利用導入の基盤資料となる郡山南部地域のポテンシャルマップの例、建築予定の新社屋の立面模型と熱交換器埋設のイメージを分かり易く表現した断面模型図等を組み合わせて展示しました。
また、屋外展示ではジオシステム株式会社様が開発された未利用熱利用に使用される熱交換器「G-HEX」と海外製のデモ用ヒートポンプを組み合わせた熱交換システムの実演を行い、熱交換システムの効果を実感して頂きました。
ブースを訪れるお客様の中には地中熱利用に関心をお持ちの方も多く、専門的な話に熱が入る場面も度々ありました。今後はより分かり易く、具体的な話もできるよう、技術を磨いていければと考えております。
最後に、今回の展示で「REIFふくしま2019再エネ先駆けの地 ふくしま賞」を受賞いたしました。このような賞を頂けたことを光栄に思うとともに、今後も再生可能エネルギー先駆けの地の地中熱利用・未利用熱利用を支える礎の一部となれるよう活動していきたいと思います。