1.はじめに
毎回の山紀行は、佐藤社長による紀行文ですが、諸事情により臨時で私が書かせて頂くことになりました。拙文で大変恐縮ですが、お読み頂ければ幸いです。
磐梯山は、某サングラスの似合う方の番組に紹介されたり、スキンヘッドの似合う方のグレートなトラバースコースとしてTVで放送されたりなど、福島県を代表する名峰で、古来より宝の山と呼ばれます。そんな名峰ですが、私にとっては会津方面の現場往来時に磐越道の車窓から飽きるほど見ている山で、標高も富士山の半分しかないじゃないかと、登ってもいないのに知った気をして、食わず嫌いのような状態で登山を避けていました。
しかし、日本を代表する百名山が自宅から1時間もかからない位置にあるにもかかわらず登らないのは、愚かと気づき、磐梯山に挑戦することにしました。
本報では、山行記録の概要を示し、登山した結果、磐梯山は宝の山で、また来たいと感じたことについて報告します。