ふくしまフードフェスとは、農家×飲食店×酒蔵がコラボする真夏のフードイベント、それが「ふくしまフードフェス」です。事前に抽選で決まった農家、
飲食店、酒蔵による当日限りの限定メニューを販売するコラボブースと、県産品を販売するマルシェが開かれます。この場でしか味わえないお料理・お酒で、おいしいふくしまをまるごと味わえます。様々なステージイベント、体験ブースなど盛りだくさん!
(ふくしまフードフェス2023HPより引用)
日本酒と地場産品のコラボ、しかも県内産を一度に味わえるとあれば、参加の一択。体調を整えて現地へ。入場は無料です。最初に受付で金券シールを購入します。(1シート10枚1000円)このシールが会場内での通貨となります。日本酒を楽しみたい場合は、別売りのおちょこを100円で購入し、各ブースのお酒を注文して注いでもらうシステムです。ガラス製で持ち帰り可能です。ロゴがプリントされていておしゃれ。さてどこから行こうかな。コラボブースは公園内に11箇所あり、そのほかに地ビールのブース、県産ワインブースなど、日本酒以外のお酒も楽しめます。ソフトドリンクも販売されていますので、お酒の呑めない方やお子さんも一緒に楽しむことができます。音楽やトークのステージもありますよ!
一歩己(いぶき)という文字を見つけ、さっそく1杯目。日本酒はおちょこ1杯でシール2枚〜3枚。一歩己といえば古殿町の豊国酒造さん。3年前に取材させて頂きました。(土と水2020年1月号に掲載)同じブースで関谷農園さんの真っ赤なトマトも直売。真夏の屋外で日本酒を頂くのは初めて。酷暑でも日本酒はうまい。タープが張られて日射しを避けた飲食スペースでとても過ごしやすい。
つづいては福島市の地ビールYellow Beer Works。農家が原材料の一部を栽培、醸造しているフルーティなクラフトビール。女性やお酒が苦手な方にもおすすめ。
次はワイン。こちらも土と水の取材でお世話になった逢瀬ワイナリー(2021年1月号掲載)の白ワインを1杯。すっきり呑みやすい。お酒はちょっとという方はぜひ地ビール、地ワインを検索してみてください。味はもちろん、地元の風土で育まれたお酒は幸福度が違います。(地元に還元できるのもいいですね)このようなフェスでお試しして、自分好みのお酒に出逢えたらラッキー!
様々なフードと組み合わせて、肴とお酒の意外な組み合わせを考えるのも楽しみのひとつ。福島県産メヒカリのから揚げと若松の酒蔵、鶴の江酒造の会津中将。羊のカットステーキとカラフルポテトに喜多方の酒蔵、喜多の華。今が旬の和梨を使ったサワー。(たくさん呑みましたが二次会も参加)
次はあのお酒を晩酌に買ってみよう、次回はあの酒蔵さんに取材行こうかな?見て直に聞いて味わって、ふくしまの魅力を再発見のイベントでした。次回ふくしまフードフェス2024が開催されることを祈って・・・、ぜひご来場ください。
※新協地水(株)技術部(土と水編集長)