国際協力機構(JICA)のシニアボランティアとして、南米の内陸国ボリビアに派遣されることになった宮嶋です。昨年10月6日に、任地であるボリビア第2の都市サンタクルスに到着しました。
約1カ月の現地語学訓練を終えて、11月6日より配属先のサンタクルス県基礎サービス局にやってきましたが、早いもので1年が過ぎようとしています。
SV21-2 宮嶋 昭
ボリビアで最大の面積を持つ県であるサンタクルス県は(370,600平方Km)人口(290万人)サンタクルス市は(160万人)程度であり急激な人口増加をしています。またボリビアの経済を支えている県に発展しているとのことです。
配属先のサンタクルス県基礎サービス局はJICA技術協力プロジェクト「生命の水フェーズ2」と連携、急激に井戸掘削実績を伸ばし1998年から2009年までに1056か所の掘削実績を有するに至っています。そして、サンタクルス県内の飲用水の供給に大きな役割を担っています。
南緯17度、標高400メートルほどのSANTA CRUZ DE LA SIERRAは、到着以来、連日30度を超える肌を刺すような暑い日が続き、急激な夏痩せに見舞われました。
サンタクルスの町並みは、カテドラル(大聖堂)のある、プラザ ベインテクワトロ セプテンブレ(9月24日公園)を中心に、南北に長い卵型の放射状に発展しています。随所に公園が有り、街路樹が多く、南国の色彩豊かな花々が心を和ませてくれます。この国の人たちは、剪定を頻繁にしないので、巨木が多く見られその周りでゆったりとした時間を過ごす人々の姿を多く見かけます。
次回のボリビア便りも、サンタクルスの街中で目にとまった事を中心に、この国の人々の一端をお伝えしようと思います。
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