第50号イメージフォト
「安積疎水麓山の飛瀑(新緑)」
撮影/原 勝重

安積疏水の飛瀑は、安積疏水の開さくにおける分水路78km(第六番工事区)の開さくにより、逢瀬町多田野の第五分水路を取水口として郡山方面に導水(注水)するため、疏水路郡山支線の一環として1882(明治15)年に建造された人工の滝です。
 構造は、約1.8mの越流部を突起付石積柱で挟み込み、その両脇に土留壁、底部に水叩き及び水路を石造で築いており、堤長14m、堤高8m、水路延長23m付となっています。
 当時の地元関係者の記録等によると、この麓山の飛瀑は、疏水を麓山の南側地域に延長して水を流すと、土地の高低差によって下流部の流れが急になり、水路を破損する危険があるので、水の流れを緩衝するとともに、丘陵地である麓山の地形を利用し、落下導水式による水力発電など多目的に活用することを企図して、建造されたものです。

2016年6月号(第63号)

杭状地盤補強工法 Σ-iシグマアイ


CONTENTS
第1章 創立40周年記念祝賀会を終えて
佐藤 正基

Series 第2章 福島県の湧水 葛尾の湧水を訪ねて・・・『湧水が風情を醸し出す』
藤沼 伸幸・松本 健

第3章 県内の深井戸資料のデータベース化完了 郡山南部地域の地中熱ポテンシャルマップ試作に挑戦

谷藤 允彦

第4章 福島県内に分布する地盤材料の物理・力学特性について(1) 〜土質材料の物理特性〜

原 勝重

Series

第5章 私の山紀行 第20回「春の山遊び、大滝根山(石ポッケ)」

佐藤 正基

Series 第6章 社員掲載枠 『わたくしごと』
木立 匡哉・阿部 睦美

Series 第7章 美味探訪 Vol.5
佐々木靖予

 




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