顔写真 第2回 管理・コストフォーラム

 第2回管理コスト・フォーラムが12月1日(土)に郡山市青少年会館で開催され、各部門から業務の中で見つけたコストダウンの報告がされました。その後、「競争・淘汰の時代へ」と題して新協建設工業(株)富塚社長の特別講演とグループ討論が行われました。
新協建設工業(株)富塚社長の講演
会長賞
営業部 坂本良明
【工事価格の推移とコストの関わり】
発表した状況分析は、今、自分達の立っている基盤を知る上で重要なものである。


金賞・社長賞
工事課 篠田順一
【現場管理表を利用した予算管理】
工事課 高山眞
【原価管理についての提案(その2)原価管理表の改善】
わが社が利益を出すために、最も重要なテーマを扱っている。今日の発表を確実に実行して欲しい。


銀 賞
環境課 韓文根
【帯状電極の施工について】
現場で新しい方法を工夫して安く施工した。わが社の生きのび方の一つを示した。

調査課 大泉研一
【コア箱の材料費削減について】
コア箱という忘れがちなテーマを具体的にとりくみ、利益を積み上げていく点。

調査課 藤沼伸幸
【SS試験の工程管理における諸問題とその対策について】
単純な作業であるが、業務のスピードと効率性が問われる高度な作業。これを管理していく改善策を提案した点。


努力賞
総務部 渡辺匠
【ネットワーク活用によるコストダウン・業務効率化Part2】
わが社のIT改革に貢献し、現在の到達点が示された。改善点も指摘している。


 
写真
会長賞受賞の坂本部長の発表

谷藤社長談(社長賞について)
 これは工事課に対する期待である。一番厳しい中でめげずに必死になって生き延びる方法を考えている。この点への激励と評価として賞を贈る。

小松田会長より総評
 進化論で有名なダーウィンが述べたといわれている次のような言葉がある。「過去に生き延びたものは、決して知恵があったからでもなければ、力があったからでもない。自ら変化したものだけが生き残った。」
 わが社は、どのように変化したらよいのであろうか。それは、道具を変え、方法を変えることである。過去の一つの例を挙げると、ボーリングロッドを引き上げる簡単な工具を工夫しただけで、3倍の作業能率を上げることができた。こういう工夫や発明は、現場の人でなければできない。
 そうして、お客さんに喜んでいただける商品を開発し続けることが重要である。新しい商品の価格は、基準価格がないのと同然であるから、価格競争に巻き込まれる事態を避けることができる。

わが社は、常に変化しよう!!

写真
金賞・社長賞受賞の高山主任


[前ページへ] [次ページへ]