![]() ![]() |
「健康」であることが、なによりも幸せであると気付いた時、「食」について考えるようになり玄米食に凝っています。そこで、体に良くて美味しいものを食べたいと思っている皆様と自分のために、福島県内で食べさせてくれるお店や販売所、または生産地を取材して御紹介したいと思います。
取材・文/三星 美知江※
|
![]() |
かわいい暖炉がある玄関 |
![]() |
![]() ※新鮮な野菜や天然酵母を使ったパン等の販売もしています。
|
【玄米は生命力が抜群】 玄米には化学で証明できない生命力があり、生きている食べものといわれる。白米は玄米がもっている貴重な栄養素を捨ててしまった「死に米」ともいえ、一方玄米を「生きた米」と呼んでいる。実験では、夏に玄米は三日ぐらいで芽が出るが、白米は腐ってしまう。 【見直された栄養価】 玄米のはい芽には、粗タンパク、粗脂肪、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、E)パントテン酸、葉酸、ニコチン酸、ミネラル各種を多く含んでいる。果皮には脂肪、たんぱく、食物繊維などを含んでいる。糊粉層には、脂肪、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどを含む完全食品である。 |
【スタミナつく自然の薬】 生理機能を高め、基礎体力がつく玄米食は、白米食の半分ですみ胃腸病、肝臓病、神経痛、リウマチなどを治し健康体をつくる。とくに腸内の有益微生物を増やして胃腸を丈夫にし、高血圧、動脈硬化を予防し、便秘を解消、慢性病を予防する。また、4,5種のビタミン、ミネラルを含むので、思考力、老化の低下を防ぎ、新陳代謝を高めスタミナが強くなる。 【白米より公害物質の残留は少ない】 玄米は白米より公害物質を多く含んでいるが、はい芽に含むフィチン酸などの働きで解毒、排泄され、体内に残留する量が少ないといわれる。 |
【特色を出した食べ方】 玄米食は万能薬ではないので、副食と組み合わせて食べるとよい、玄米食もよいが、干飯にして油で揚げ、黒砂糖にからめて食べたり、玄米を粉にして熱湯でこね、だんごにして蒸し器で蒸し、もちにして食べたり乾燥して保存して食べる。ヨモギ草もちは人気が高い。玄米パン、玄米ミール、玄米スープは美味。
|
[前ページへ] | [次ページへ] |