中小企業大学校仙台校での研修
総務部長代理 渡辺 匠
中小企業大学校とは?
9/2〜9/6までの5日間「実践的キャッシュフロー管理(財務強化3)」を受講してきました。研修の報告に先立って、中小企業大学校について簡単に説明いたします。
中小企業大学校のホームページ
(http://inst.jasmec.go.jp/jimukyoku/)
の説明を要約すると
- 国が全額出資した特殊法人である中小企業総合事業団が全国に9校設置
- 中小企業を養成するための実践的な研修
を行っています。
中小企業養成の講習でも対象者は経営者に限らず、中間管理職、現場職長や営業職にむけて実践的な内容が多岐に亘っています。今回、私は管理者実力強化コースの財務力強化シリーズ3にあたるキャッシュフロー研修を受講しました。
キャッシュフロー経営とは?
大幅な売上増が望めない現在、売上第一主義の経営から、利益と資金を重視した経営に転換し、金融機関頼みではない経営体質を作ろうというものです。
今回の研修では利益及び現金重視経営に必要なキャッシュフロー計算書や資金繰り表を表計算ソフトのエクセルを使い、自社決算書を元に実習し、自社における計画的な資金管理の考え方と手法について学ぶというものでした。
経営分析をパソコンやエクセルでいかに効率よく、わかりやすく作成する方法など具体的な講習でエクセルの使い方ひとつとっても大変役立つ講習だと思いました。
みなさんにもお奨めします
シリーズを順番どおり受講すれば順序立てて理解できますし、興味のある部分だけ受講してもその講座についてはきちんと理解できるよう講座の内容は配慮されていますから、スケジュールの都合に合わせて学習したい講座を自由に選ぶことができます。東北地域での受講をお考えであれば講座内容や日数・料金など詳細が仙台校のホームページに掲載されています。
(http://inst.jasmec.go.jp/sendai/index.html)